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借りた本を汚したら、弁償はいくら?/「サバを読む」、なぜサバなの?
図書館で本を汚してしまった実話をきっかけに、買う派か借りる派かという本との付き合い方や『積読』の意外な歴史をたどり、後半は『サバを読む』という言葉の由来をいくつもの説から探っていく回です。
今夜のあるある:借りた本を汚したら、弁償はいくら?
図書館で借りた本にコーヒーをこぼしてしまった翻訳家の実話をきっかけに、汚した本をお金で弁償できない理由や、許される直し方・ペットのかみ跡まで、二人で図書館のルールをたどります。そこから本は買う派か借りる派かという話に発展し、積読という言葉がいつから使われているか、そして海外でもそのまま使われているという意外な広がりにも話が及びます。
この回で話した雑学
- 図書館で本を汚した場合、現金ではなく同じ本か指定された代わりの本で弁償するのが基本で、北九州市立図書館などがそう案内している。
- 破いたり汚したりした本は自分で直さず窓口へ。茅ヶ崎市立図書館は、自己流の修理が状態を悪化させることがあるため避けるよう呼びかけている。
- 「積読」という言葉は明治時代からあり、1879年の雑誌『東京新誌』にはすでに「ツンドク先生」という表現が登場している。
- 2009年のネット調査では、本を買う人が70.9%で、「ゆっくり読みたい」「手元に置きたい」が主な理由として挙がっている。
言葉のなんで:「サバを読む」、なぜサバなの?
待ち合わせの時間をごまかしたことから、『サバを読む』という言葉の正体を探ります。『読む』がもともと数を数える意味だったことや、魚市場で急いで数えたという定番の説、お盆の贈り物だった干物の数え方にまつわる説など、由来の候補はいくつも出てきますが、本当のところは今もはっきりしていません。江戸時代の文献に見つかる使われ方の記録も紹介します。
この回で話した雑学
- 「読む」はもともと「数える」という意味で、「秒読み」や「読みが外れる」といった言葉に今もその意味が残っている。
- 鯖は昔から傷みやすい「足の早い魚」とされ、「鯖の生き腐れ」ということわざは江戸時代の『譬喩尽』にも載っている。
- 刺鯖という干物は塩鯖2枚を頭でつないで「一刺し」と数えたため、実際の数と数え方がずれていたという説がある。
- 鎌倉時代の辞書『名語記』(1275年)には、2つを1つと数えることを「鯖読み」と呼ぶ記述がすでに見られる。
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